放置の空き家はどうする??|売れない空き家を現金化する方法を教えます
あなたは、実家の放置した空き家をどうするべきか悩んでいませんか?
・実家の空き家を相続したけど、住む予定もないので売却したい
・空き家を放置するわけにはいかず、早く処分したい
・税金もいくらかかるかわからないし、プロに相談したい
・空き家が地方にあるけど売れる?
など、少なからずこのような悩みもあるかと思います。
結局のところ、空き家をどう活用していけば良いかわからないんですよね
なぜなら、空き家は個性も強く扱いも難しい。
さらに、相続もからんでくるのでややこしくなってくるのが現状です。
手っ取り早く手放したいなら買取が一番です。
理由は後ほど詳しく説明していきますが、その他にも空き家を活用できないのか? も気になるところ。
そのあたりもきちんと説明していきますので安心してください。
まず、空き家を手放すには3つのポイントがあります。
・空き家を買取してもらう
・仲介に出して売る
・空き家バンクに登録する
この3つのポイントをそれぞれお伝えしていくのですが、その前にひとつだけ。
地域にもよるとは思いますが、空き家は売れるうちにさっさと売っておかないと維持管理が大変ですよ。
私の父の家が山形の過疎地域にあり、売れずに所有しています。
夏は草や葉っぱがぎっしり生えますし、冬場は雪降ろしです。
重労働でとにかくキツイ。
しかもこの物件、再販不可で買取業者が買取できないという物件です。
なので、安くても売れるのなら早く売ってしまった方が良い、というのが私の見解です。
売れないと、ほんとに手間がかかって大変ですよ。
まずは、一度でも良いのであなたの空き家がどのくらい価値があるのか相場を知っておきましょう。
なぜなら、相場を知っておかないと、他と比較できないので損してしまう可能性があるからです。
以下では、私も相場を知るために利用した査定サイトは、無料で登録できてアドバイスをいただけるので非常におすすめです。
さらに、全国で対応しているため、地方で難しそうな空き家でも不動産会社とマッチングしやすいのが最大の特徴です。
※無料で登録して相談までできるのであなたは1円も損しません。
それでは、具体的な解説に入りましょう!
空き家を売却する3つのポイント
空き家を買取してもらう
1つ目の売れない空き家を処分する方法として、特におすすめなのが買取業者に空き家を買取してもらうことです。
なぜなら、古屋土地つきで販売した方が売れやすいのと、一番楽に手放せるからです。
ですが、空き家を買取してもらう最大のデメリットは売却価格が安くなること。
こればかりは安くなることから避けられません。
理由は、安く買い取らないと不動産業者に利益が出ないからです。
業者が買取る場合、その不動産から経費や利益を差し引いてからの買取金額となります。
よって、相場より2〜3割くらいは確実に安くなります。
買取で相場より高く売れるというのは本当に稀でしょう。
また、どんな物件でも買取できるわけではないことも覚えておいてください。
最初にお伝えしたとおり、買取しにくい地域や状況によっては、値下げの要求をされるのが買取のデメリットです。
「私の実家の空き家は売るのが本当に難しいかもしれない・・・・」
と、悲観的にならないでください。
そうは言っても、全国には想像以上に不動産会社の数があります。
地方にあるような難しい物件の状況でも、得意としている不動産会社も存在しているのです。
買取の場合、安くなったりというマイナス面はたしかにあります。
ですが、あなたの物件に対して買取業者が価格を出すということは、
リフォームして転売できる物件
であることは間違いありません。
買い主に対して、とても見せられない物件だったり、上下水道やボイラーの修繕が必要だったり。
仲介で依頼して不動産会社から避けられてしまう場合であっても、空き家の買取が成立しやすいのが最大のメリットです。
空き家を査定してくれるってことは、需要があることですからあきらめる必要はないのです。
また、
「維持管理不足で、家中カビのにおいがすごい」
「畳や屋根裏、庭の状態などがひどくてリフォームしないと売れないのでは?」
「家中が遺品だらけ、物だらけ、ゴミ屋敷状態になってしまっている・・・」
という物件でも現況で買取できます。
・仕事で平日は時間が取れない
・年齢もあり体力的に厳しい
・実家が地方で頻繁に帰ることができない
・両親が歳をとってしまい、家庭や子育てがあって忙しい
このような状況でも、売却計画を立てることなく空き家を手放すことができるのです。
空き家を所有している背景には、色々と複雑な事情が絡んでいると思うんですよ。
「一刻も早く処分したい」
「安くても良いから売ってしまいたい」
なら、空き家の買取が一番です。
依頼する場合であっても1社だけに依頼するのは大きく損をする可能性があります。
なぜなら、比較してみてみないとその買取価格が適正かどうかわからないからですね。
買取の場合、比較して買取価格が高いところを選ぶか、あなたが納得できる買取業者を選ぶことが重要です。
仲介に出して売る
2つ目の売り方は仲介で依頼する方法です。
一般的な売り方として不動産会社に仲介する方法がありますね。
「買取と仲介ではどのくらい査定額に差が出るのか?」
「できることなら高く売りたい」
そう考える人も少なくはないでしょう。
もし、高く売りたいと考えているのであれば、仲介の方が買取よりも高く売れるでしょう。
なぜなら、仲介は買取と違って経費や利益は関係ないからです。相場で取引されるのでその分売り主の手取りが増えます。
買取の場合は、経費や利益を差引いた価格での買い取りになるので、相場より2〜3割り安くなります。
高く売りたいと考えるのであれば仲介です。そして、キレイな住宅であることが大切です。
ハウスクリーニングで見た目アップ。水周りの修繕(キッチン、トイレ、浴槽)、庭に除草剤をまくなど見た目をきれいにする。
そうすることで、市場価値が大きく変わることを覚えておきましょう。
ただし、とにかく売れるまで時間がかかる。
半年から1年、もしくはそれ以上。
もし、思ったより修繕や見た目に対して費用をかけられなかったりすると、あなたと競り合うライバル物件がどんどん売れていき、売れなくなることも考えられます。
このようなループにはまってしまうケースも多いのではないでしょうか。
しかも、人が住まなくなった空き家は3年以内に売らないと特例控除が使えません。
特例控除があれば売ったあとにかかる譲渡税を抑えることができます。
空き家を売ったあとにかかる税金。これも気になるところですので下記を参考にしてください。
それでも、やっぱりできるだけ高く売りたい。
この場合は、じっくり時間をかけて仲介で依頼した方が、買取よりも当然高く売れる可能性はあります。
時間に余裕がある、売ることに焦っていない場合は仲介を選択しても問題ないですよ。
空き家バンクに登録する
空き家バンクは自治体もからんできますので、詳しく知る必要があります。
ただ、
「空き家を自治体に買取してもらえたりするの?」
「自治体に寄付したいけどできるの?」
結構、このように考える人って少なくないんですよ。
できないことはないのですが、そのような方法は現状では厳しいです。
なぜなら、自治体は土地の所有者から固定資産税を受け取って、自治体の税収にできるからなんです。
そして、その固定資産税は一般財源であるため、目的税とは異なった使い方を自由にできるのです。
なので、こういった理由から自治体へ期待することはできません。
ではどうすれば良いか?
そこで空き家バンクを利用することで、人と不動産とのマッチングの場を増やして活用の幅を広げていきましょう、ということなんです。
空き家バンクについての活用の仕方は長くなりますのでこちらを参考してください。
空き家バンクに登録することで、あなたの空き家をどのように活用できるのか。
それを知ることができる。
賃貸にするのか、売るのか、買取にするのか、売れない空き家をどのようにすれば良いのかをお伝えしています。
空き家を放置したらどうなる?維持費についての注意点
実家が空き家の場合は、固定資産税も毎年払わなければなりません。
そのまま放置して特定空き家に指定されればさらに固定資産税があがります。
更地にして売れれば問題ないのですが、売れなかったら固定資産税は6倍に上がりそのまま支払い続けなければなりません。
6倍に上がるというか、土地と建物があることで通常の固定資産税が6分の1に軽減されてたということですね。
もし、実家が遠く離れていて今後住む予定もない。
ただ空き家を所有しているだけだと、税金や雑草などの維持管理に悩まされることになります。
家の状況や管理の仕方によって変わってきますが、だいたい年間にして数十万円くらい。
「じゃあ、一体どのくらい維持費がかかるの?」
空き家を所有するにあたり、様々な費用がかかってきますので確認していきましょう。
大まかに分けると
・固定資産税
(一般的には固定資産評価額に対して1.4%、家の敷地として利用している土地で200平方メートル以下は1/6、それを超える場合は1/3)
・都市計画税
(一般的には0.3% 固定資産税と同じ特例措置で200平方メートル以下は1/3、それを超える部分は2/3)
・火災保険
(火災や万が一の自然災害のため)
・光熱費
(使用していなくても基本料金の支払いなど)
・修繕費
(屋根などの外壁代など)
・畳などの張替え
(畳は腐りますので張替え代として)
・庭木などの管理
(冬場は雪おろし、かなりキツイです)
・実家に帰る際の交通費
(新幹線や車の往復)
このぐらい最低でも維持費がかかります。
仮に東京に住んでいるAさんが、山形の実家が空き家だった場合。
(例)
築30年の木造
固定資産税評価額の土地が600万、建物が300万
・固定資産税: 5万6,000円
土地部分: 600万円×1/6×1.4%=1万4,000円
建物部分: 300万円×1.4%=4万2,000円
・都市計画税: 1万5,000円
土地部分: 600万円×1/3×0.3%=6,000円
建物部分: 300万円×0.3%=9,000円/
・火災保険料: 1万円
・光熱費・水道代: 2万円
・交通費: 片道(東京から山形)1万1,000円
家族3人で往復6万6,000円
合計: 約17万円
誰も住んでいなくても、空き家を持っているだけで年間で約17万円。
さらに戻る回数が増えたり、色々な不備によるメンテナンス費用が加わればもっと高くなるでしょう。
解体するにしても解体費用がかかりますし、もし更地にして売れなかったら固定資産税も特例措置がなくなりますで上がってしまいます。
空き家は持っているだけでお金がどんどん出て行くのです。
活用する予定がないのであれば早めに処分することをおすすめします。
まとめ
ニュースでもあるように、空き家を放置するのは倒壊のリスクがあるので非常に危険です。
これまで説明してきたとおり、空き家を維持管理せずに放置してしまえば様々なリスクがあることは忘れてはいけません。
ただ、私のように空き家が買い取りできない場合もあるんですね。
買取査定を依頼して返ってきた回答が以下です。
初めまして、○○を運営しております○○と申し ます。
この度はお問合せありがとうございます。
ご相談場所を地図にておおまかな位置確認させていただきました。
今回ご相談の立地ではご協力する事が難しいエリアとなっております。
主に転売を目的とした買取業者様へご紹介する形となりますので、
転売がしづらい立地につきましてはご紹介する事ができません。
大変申し訳ございません。
買取ができないことを知った私は、どのようにすれば良いのか質問をしたのでその一連のやりとり。
Q 「かなり過疎地域のため、もし不動産会社に買取をお願いする形となった場合、どのような流れで行われますか?」
A: 過疎地域の場合は流通性が無い為に取引できない事例が多いです。
ただし、過疎地域であっても平坦地の場合には、「太陽光発電用地」として売買を行えるケースもございます。
Q 「買取業者は、過疎地域にあるような物件の場合は売れるのですか?」
A: 販売のしやすさは流通性があるかどうかが最重要視されます。
過疎地域の流通性が低い又は無い事が多く、ご提案そのものができない場合が多いです。
Q 「更地にした方が売れますか?」
A: 建物を解体するにも費用がかかります。
これは販売金額によっても提案が異なりますが、低額で販売する場合には解体費用が負担になってしまう事があります。
一律ではございませんが、過疎地域の場合では現状でのご相談がいいと思われます。
Q 「本当に売れなかった場合、どのような対処法がありますか?」
A: 買取での打診が行えない地域の場合には、近隣の不動産業者様、もしくは近隣都市の不動産業者様に相談してください。
一般の顧客様を対象とした媒介での販売、又は近隣の方への相談しか手が無いと思われます。
-------------------------ここまで--------------------------------
今現在は、一時的に貸したりして特に売り急いではいないのですが、いずれ親から継ぐことになりますので早めに対処していきたいところです。
実家の空き家は相続するのも維持管理するのもとても大変。
ただ、私もそうでしたが、結局のところ空き家をどうすれば良いのかがわからないんですよね。
ですが、やり方によっては何でもかんでも空き家を活用できないわけではありません。
何かしら活用する方法はあります。
おすすめしてきた方法は、空き家の買取、仲介、空き家バンクに登録することでした。
これまでの説明や体験談を通して共通して言えることは、不動産会社や買取業者の選び方が重要だということ。
間違った選び方をしてしまえば売れない期間が長引くこともわかっています。
ですが、私達のような空き家の難しい状況をわかってくれる不動産会社をどうやって探せば良いのか?
今ではインターネットを使えば、こういった難しい空き家の売買に経験がある不動産会社を見つけやすい世の中になってきています。
昔では1件1件回ったり、近所で済ませたりということしか方法しかありませんでした。
そこで、私も利用しておすすめしてきたイエウールという一括査定サイト。
イエウールは、難しい地方の空き家を所有している人にとって、不動産会社とあなたをマッチングさせるのに非常におすすめです。
ですが、これだけの数の不動産会社と提携しているので、中には評判の良くない業者にあたる可能性があるのがデメリット。
正直なところ、1700社以上もありますから全てが優良だとは言い難いのは確かです。
ですが、イエウールは売却に特化したサイトでもある。
さらに、地方で売るのが難しい物件の状況でも、それを得意としている不動産会社を見つけやすいのが最大のメリットです。
さらに、気になる不動産会社へ契約する前に無料で相談することもできます。
これらを踏まえて不動産会社を探していけば、少なくとも選び方や活用方法に失敗するというリスクは避けられるはずです。
今後どのようにしていけば良いのか?どうやって売れば良いのか?その売値は妥当なのか?
これから売却活動するにあたり大変なこともたくさんあります。
イエウールは、全国的におすすめな無料でできる一括査定サービスですので、あなたが損することはありません。
※今なら無料相談も可能